欅一輪挿し

  • 13,200円(税1,200円)
欅(ケヤキ)と畳で出来た一輪挿しです。


 

手元にあったケヤキの端材と、大量に出てしまう畳床(畳の芯の部分)の残材、捨ててしまうのではもったいないので組み合わせて素材にしてみました。
 欅に挟まれた部分が畳の残材です。厚さ8mmの畳ボードを6層に、さらに欅の端材で挟んで圧着してあります。
  畳ボードは、木材のチップを繊維化した物で、畳用に密度を低く柔らかめに出来ています。畳を作るのには良い材料なんですが、この一輪挿しを作ろうと刃物を当ててみるとなかなかうまく削れない。ちょと強く当てると欠けてしまい、そっと当てるとバウンドして削れません。
  一つの素材から形を作るのもうまくいかないのに、全然堅さの違うケヤキと畳ボードの境目の所は特に難しく、形を作るのが大変でした。


  

仕上げには、天然の漆が塗ってあります。ケヤキは漆と相性が良く、ケヤキの美しい木目を引きたたせます。また、畳ボードの部分に漆を染みこませることで強度を高めることが出来ます。今回畳ボードの部分は、焼き物の様な見た目と質感が出せたらいいなと思い、ザラザラ感を残して仕上げてみました。


  試験管(直径18mm×長さ90mm)に水を入れて花を挿します。(試験管は付属致します。)
  買った花も良いですが、散歩の途中で見つけた野の花の方が似合うかもしれません。
 天然の漆を塗ってあります。漆は丈夫な塗料ですが、直射日光の当たる所での長時間のご使用はお避け下さい。
 また天然木を使用しているため、ゆがみやひび割れが生じる事があります。
 
  大きさ 約 直径110mm×高さ100mm

  両手に収まるサイズです。ハンドメイドの一点物で、同じ物はありません。
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